僕は新卒で航空貨物業界で仕事をしているので、普段から航空業界のニュースは欠かさずチェックしている。
新しいサービスや設備の話題が出るたびに、仕事柄アンテナが反応してしまうのだ。
そんなある日、LINEの通知を見て思わず目を疑った。
『足湯を見ながらヒコーキ鑑賞』
一瞬、どこか温泉地のサービスかと思ったが、記事を読んでみると、足湯ができたのがまさかの成田空港ではないか。
空港と足湯という組み合わせがどうにも頭の中で結びつかず、何度も見返してしまった。
「こんなの行くしかないだろ!」と思い立ち、休みの日にわざわざ成田空港に行って実際に利用してみることにした。
足湯までのアクセス
成田空港の足湯は第1ターミナルにある。
第1ターミナルに到着したら、まずはエレベーターまたはエスカレーターで5階を目指そう。

5階に着いたら、展望デッキ【GARDEN WALK】へ。
ここは屋外の展望スペースになっていて、飛行機を撮影している人で賑わっている。

デッキに入り、右に曲がると、目的の足湯が開放されている。

黄色い丸で示したあたりに足湯がある。(マップは公式サイトからの引用)
僕が向かったのは朝の8時ごろ。
この時間帯は利用者が数人程度で、混雑によるストレスを感じることは一切なかった。
写真を撮影している人はあまり興味がないのか、足湯の左にある高台に登り、離着陸する機体の撮影に集中している様子だった。
おかげでこちらはゆったりと足湯を独り占めできる時間帯だったように思う。
入ってみた感想

実際に使ってみて感じたのは、長時間フライトの前後に使うのはかなりアリだということだ。
搭乗前のリラックス、長いフライトで疲れた足をリフレッシュさせたりするのに、ちょうどいい休憩スポットになっている。
浴槽はそこまで深くないので、子供でも安心して利用できるのも嬉しいポイントだ。
実際、僕の隣では4〜5歳くらいの小さな子が気持ちよさそうに足湯に浸かっていた。
もちろん小さな子供を連れて行く場合、保護者は目を離さず注意して見守ってほしい。
お湯の設定温度も少し高めに感じられ、浸かっているうちになんだか足が軽くなった気がした。
(あくまで個人の感想ではあるが)
ふくらはぎのあたりまでじんわりと温まる感覚があり、旅の疲れを癒すには十分な効果を感じられた。
この足湯は保安検査の前(いわゆる一般エリア)にあるので、早めに空港に到着して、足をリフレッシュさせてから搭乗手続きや保安検査に向かうのがおすすめだ。
時間に余裕を持って空港入りすれば、ゆったりとした気分で搭乗できるだろう。
また家に帰る前、「なんだか足が疲れたな」と感じたときにも、この足湯は心強い味方になってくれる。
帰路につく前にひと息入れて足をほぐしてから、電車やバスに乗り込むのも良い使い方だと思う。
注意点
実際に利用してみて気づいた注意点もいくつか紹介しておきたい。
まず足を拭くためのタオルは絶対に必要だ。
足湯から上がったあとに濡れた足のまま靴を履くわけにはいかないので、事前に自分で用意しておく必要がある。
足湯の近くにタオルの自動販売機のようなものは見当たらなかった。
空港に到着する前に、あらかじめカバンにタオルを一枚忍ばせておくことを強くおすすめする。
次に、座る場所についての注意点だ。
足湯のまわりはクッションのないウッドデッキになっているため、長時間座っていると、お尻が痛くなってくる。
快適に過ごすためには、持参したタオルをお尻の下に敷いて、クッション代わりに活用するのが賢いやり方だろう。
ちょっとした工夫だが、これだけで座り心地はぐっと良くなるはずだ。
最後に、立地についても触れておきたい。前述の通りこの足湯は第1ターミナルにあるため、第2・3ターミナルを利用する方にとっては、少し足を運びにくい場所かもしれない。
だが、ターミナル間を結ぶ無料シャトルバスが運行しているので、時間に余裕があればぜひ試してみてほしい。
飛行機を眺めながらの足湯という、成田空港ならではのちょっと特別な時間を味わえるはずだ。
